「栃木県動物愛護指導センター」は、動物とのふれあいを通して動物愛護精神の普及啓発を行い、人と動物の共生する地域社会の形成を目指すことを目的とし、1994年(平成6年)に設置されました。
県民向け施設「愛護館」を拠点として動物愛護の啓発事業を実施しているほか、犬・猫を主とした動物の正しい飼い方の指導、苦情等への対応、動物取扱業や特定動物に関する事務などを行っています。
1994年4月1日 | 管理部門業務開始 |
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1994年9月23日 | 愛護部門業務開始:子犬譲渡事業・しつけ方教室等の実施 |
2008年4月 | 「栃木県動物愛護管理推進計画」スタート |
2009年6月1日 | 犬・猫の引き取り有料化 |
2012年3月31日 | 犬・猫の定時・定点引取りの終了 |
2014年3月 | 「栃木県動物愛護管理推進計画」改定 |
2015年9月 | 愛護館ドッグルーム運用開始 |
2022年3月 | 「栃木県動物愛護管理推進計画」改定 |
1994年(平成6年)9月23日に県民向け施設としてオープンした「愛護館」を拠点として、動物愛護に関する啓発事業を展開しています。
来所者は、ふれあいドームで子犬とのふれあいを体験したり、動物関係の図書コーナーを利用することにより、動物の正しい飼い方や接し方、動物愛護のあり方などの知識を身につけることができます。
定期的な事業としては、低年齢層の子どもたちを主な対象とした「動物ふれあい教室」と、県民を対象とした「子犬譲渡事業」があり、愛護事業の2本柱となっています。また、譲渡犬はもちろん、一般の犬の飼育者も対象とした「犬のしつけ方教室」を実施しています。
そのほか、小中学校の夏休み期間に開催する「動物愛護ふれあいサマースクール」、「動物愛護関係講習会」、動物愛護週間に合わせて宇都宮市および公益社団法人栃木県獣医師会との共催で開催する「動物愛護フェスティバル」などのさまざまな啓発事業、職場体験及びインターンシップの受け入れ等も行っています。
「狂犬病予防法」、「動物の愛護及び管理に関する法律」並びに「栃木県動物の愛護及び管理に関する条例」に基づき、犬猫等の適正な飼育及び管理の指導、犬猫の引き取り、野犬、放浪犬等の捕獲、負傷動物の収容等を行っています。(※犬の登録及び狂犬病予防注射に関しては各市町で業務を行っています。)
また、栃木県では、毎年10月を「正しい犬の飼い方強調月間」、2月を「正しい猫の飼い方推進月間」と定め、各健康福祉センター、市町、獣医師会等と協力し、啓発パンフレットの配布等の運動を展開しています。
第一種動物取扱業(ペットショップやトリミングサロンなど営利性のある業)の登録、第二種動物取扱業(営利性がなく、飼養施設を有して一定数以上の動物を取り扱う業)の届出に関する業務を行っています。あわせて、登録・届出業者に対し動物の適正管理について指導しています。
特定動物(人に危害を加える恐れのある危険な動物)の飼養・保管許可に関する業務、施設の立ち入り検査および監視指導を行っています。